こんにちは。
コレクトサーフブログです。
NHK「奇跡のレッスン」で紹介された「サーフメソッド」を更に詳しく解説しています。
サーフィンで、このようなお悩みを持たれている方は多いと思います。
- お悩み①:ターンの時に体が硬くなってしまい、スムーズに動けない
- お悩み②:波に合わせて重心移動をしているつもりなのに、ビデオで見ると体が前のめりになっている
この記事では、サーフィンのターン技術を向上させるために最も重要な「重心移動」について詳しく解説します。
特に、股関節に焦点を当てて、具体的な練習方法までご紹介します。
✓ コレクトサーフの実績
コレクトサーフでは、サーフィンを客観性と論理性を持ち、簡単にする方法を解説しています。
- NHK「奇跡のレッスン」でも取り上げられた理論です。
- 書籍を販売しましたが、品薄で値段高騰中。
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次に海に行った際に、試せるTipsを1つでも見つけて頂ければ幸いです。
✓ 股関節を使えてますか?
■ サーフィンにおける重心移動の重要性

サーフィンは波という自然の力を利用するスポーツです。波のエネルギーを最大限に活用するためには、適切な重心移動が不可欠です。特に、ターンを行う際には、この重心移動が成功の鍵を握ります。
多くのサーファーが、重心移動の重要性は理解していても、実際にはうまく実践できていません。その原因の多くは、体の使い方、特にヒップヒンジ(股関節の動き)の理解と実践が不足していることにあります。
ヒップヒンジを正しく理解し実践することで、波のエネルギーを効率的に活用でき、よりダイナミックなサーフィンが可能になります。また、体への負担も軽減され、長時間のサーフィンセッションも楽しめるようになります。
このような重心移動の基本となるヒップヒンジの理解は、初心者からベテランまで、すべてのサーファーにとって重要なスキルとなります。
正しい重心移動ができないと、以下のような問題が発生します:
- 波のエネルギーを十分に活用できない
- ターンの際にバランスを崩しやすい
- 体に不必要な負担がかかる
- スピードコントロールが難しくなる
■ ヒップヒンジの基礎知識

ヒップヒンジとは、背筋を伸ばしたまま腰を後ろに引く動作のことです。この動きは、サーフィンにおける重心移動の基本となる重要な動作です。多くのサーファーは「腰を曲げる」と「ヒップヒンジ」を混同していますが、これらは全く異なる動きです。
正しいヒップヒンジでは、背骨の自然なカーブを維持したまま、股関節を軸として上体が前傾していきます。この動きにより、体の重心を自在にコントロールしながら、波のエネルギーを効率的に受け止めることが可能になります。
特に初心者サーファーにとって、ヒップヒンジの習得は難しさがあります。なぜなら、この動きは日常生活ではあまり意識することのない動作であり、体が自然と腰を曲げる方向に動いてしまうためです。しかし、適切なトレーニングと意識的な練習によって、この動きを習得することは十分に可能です。
ヒップヒンジの重要性は、単にターン技術の向上だけではありません。この動きを習得することで、パドリングの効率も上がり、テイクオフ時の安定性も向上します。さらに、長時間のサーフィンによる腰への負担も大きく軽減されます。
- 正しいヒップヒンジの特徴: – 背筋が伸びた状態を維持 – 股関節を軸とした動き – お尻が後ろに引ける感覚 – 腰が曲がらない
- 誤った動きの特徴: – 背中が丸くなる – 腰が曲がっている – 膝が前に出る – 上半身が前のめりになる
ヒップヒンジの効果は、サーフィンのあらゆる場面で発揮されます。パドリング時には力強い推進力を生み出し、テイクオフ時には安定した立ち上がりを可能にします。さらに、ターン時には体重移動をスムーズにし、より大きな角度での切り返しを実現します。このように、ヒップヒンジはサーフィンの基礎となる重要な動きなのです。
✓ ヒップヒンジの正しい理解
■ ヒップヒンジのメカニズムと効果

ヒップヒンジは、単なる腰の動きではなく、全身を連動させた複雑な動作です。この動きの中心となるのは、股関節を中心とした下半身の動きと、それに伴う上半身のバランス調整です。正しいヒップヒンジを行うことで、体の重心を自在にコントロールできるようになります。
サーフィンにおいて、ヒップヒンジは波のエネルギーを効率的に受け止め、それを推進力に変換する重要な役割を果たします。特にターン時には、この動きが波との相互作用を生み出し、スムーズな方向転換を可能にします。
また、ヒップヒンジは体の各部位への負担を適切に分散させる効果もあります。腰を曲げる動作とは異なり、背骨の自然なアライメントを保ったまま重心移動ができるため、長時間のサーフィンでも疲労が蓄積しにくくなります。
初心者の多くは、重心を下げようとして膝を曲げすぎたり、上半身を前傾させすぎたりする傾向があります。しかし、これでは波のエネルギーを効果的に活用することができません。正しいヒップヒンジを習得することで、これらの問題を解決することができます。
- ヒップヒンジが生み出す効果: – 効率的な重心移動 – 波のエネルギーの有効活用 – 体への負担軽減 – バランス性の向上
- ヒップヒンジの連動する部位: – 股関節 – ハムストリングス – 体幹筋群 – 背筋群
ヒップヒンジのメカニズムを理解することは、サーフィンのパフォーマンス向上に直結します。この動きは、パドリングからテイクオフ、そしてライディングまで、サーフィンのあらゆる場面で活用されます。特にターン時には、ヒップヒンジを使った適切な重心移動が、スムーズで力強い動きを生み出す鍵となります。
■ 股関節の可動域を高める方法
股関節の可動域を高めることは、ヒップヒンジの動きを改善する上で非常に重要です。多くのサーファーが経験する動きの硬さや制限は、股関節の可動域が限られていることが原因となっています。適切なストレッチと運動を継続的に行うことで、この可動域を広げることができます。
可動域を制限する主な要因は、日常生活での長時間の座位姿勢にあります。デスクワークなどで股関節が固定された状態が続くと、筋肉が硬くなり、関節の動きが制限されてしまいます。このため、意識的に股関節を動かす機会を作ることが重要です。
股関節の可動域を改善するためには、まず現在の状態を正確に把握することから始めます。両足を肩幅に開いて立ち、ゆっくりとヒップヒンジの動作を行ってみましょう。この時、背中が丸くなったり、膝が大きく前に出たりする場合は、可動域に制限があるサインです。
改善のためのアプローチは、静的なストレッチだけでなく、動的なエクササイズも組み合わせることが効果的です。特に、サーフィンの動きに近い形での練習は、実践的な可動域の向上につながります。
- 股関節の可動域を改善するエクササイズ
- ワイドスタンスでの前後ストレッチ(股関節の前面と後面)
- 90-90ストレッチ(内転筋と外転筋の柔軟性向上)
- 腸腰筋のリリース(前面の柔軟性改善)
- ダイナミックストレッチ(実践的な動きの中での可動域改善)
これらのエクササイズを日常的に行うことで、サーフィンでのパフォーマンスは確実に向上します。特に朝一番のセッション前や、長時間のデスクワーク後には、必ずストレッチを行うことをお勧めします。柔軟性が向上すると、波への反応がより敏感になり、ターンの角度も大きくなっていくことを実感できるでしょう。
■ 正しいヒップヒンジの動作手順
ヒップヒンジの基本となる動作を、段階的に理解していきましょう。この動きは一見単純に見えますが、実は複数の要素が組み合わさった複雑な動作です。正確な動きを身につけるためには、まず基本的な姿勢から練習を始める必要があります。
最初のステップは、足の位置と姿勢の確認です。両足を肩幅よりやや広めに開き、つま先は自然な角度で前を向けます。この時、膝は軽く曲げた状態を保ちますが、必要以上に曲げすぎないことが重要です。背筋は自然に伸ばし、肩甲骨を軽く寄せることで、上半身の安定性を確保します。
次に意識するのは、お尻を後ろに引く動作です。この時、多くの人が陥りやすい間違いは、上半身を前に倒すことから始めてしまうことです。正しい動きでは、まずお尻を後ろに引くことを意識し、それに伴って上半身が前傾していくという順序になります。
動きの最中は、常に背筋を伸ばした状態を維持することを意識します。腰が曲がってしまうと、波のエネルギーを効率的に受け止めることができなくなり、バランスも崩れやすくなってしまいます。特に、動きの途中で背中が丸くなっていないかどうかを意識的にチェックしましょう。
- ヒップヒンジの基本動作ステップ: – 足幅を肩幅よりやや広めに – 膝は軽く曲げる – お尻から後ろに動き始める – 背筋は常に伸ばす – 上半身は自然に前傾させる
- 注意すべきポイント: – 膝を深く曲げすぎない – 背中を丸めない – 頭を下げすぎない – バランスを崩さない
この基本動作を習得することで、サーフィンでの重心移動がより自然でスムーズになります。特にターン時の体重移動や、波の力を受け止める際の姿勢制御が格段に向上します。初めは鏡を見ながら練習したり、動画を撮影して自分の動きをチェックしたりすることをお勧めします。
✓ サーフィンでのヒップヒンジの活用
■ パドリング時の活用法
パドリング時のヒップヒンジの活用は、効率的な推進力を生み出す上で重要な要素となります。多くのサーファーは、パドリングを単に腕で水をかくだけの動作と考えがちですが、実は全身を使った統合的な動きが必要です。
効果的なパドリングでは、ヒップヒンジを使って上半身を適度に持ち上げた姿勢を保つことが重要です。この姿勢により、肩から腕にかけての可動域が広がり、より深く力強いストロークが可能になります。また、この姿勢は首への負担も軽減させます。
波を待つ際の姿勢維持にも、ヒップヒンジは重要な役割を果たします。腰を曲げるのではなく、ヒップヒンジを使って上体を支えることで、長時間の待機時でも疲労を最小限に抑えることができます。これは特に、セット間の待ち時間が長い場合に重要になります。
さらに、波のキャッチのタイミングでは、ヒップヒンジを使った姿勢の切り替えが素早いテイクオフにつながります。波の到来を感じたら、ヒップヒンジを使って上体を徐々に低くしていくことで、波のエネルギーを効率的に受け止めることができます。
パドリング時のヒップヒンジのメリット:
- より広い可動域でのストロークが可能
- 首や肩への負担軽減
- 効率的なエネルギー伝達
- 素早いテイクオフへの準備
パドリング時のヒップヒンジの活用は、サーフィンの基礎となる重要なスキルです。この動きを意識的に練習することで、パドリングの効率が大きく向上し、より多くの波をキャッチできるようになります。また、体力の消耗も抑えられ、長時間のセッションが可能になります。
■ テイクオフでの実践方法
テイクオフは、波に乗る瞬間の最も重要な動作です。ヒップヒンジを活用したテイクオフでは、スムーズな立ち上がりと同時に、波のエネルギーを効果的に活用することができます。初心者の多くは、この動作を単なる「立ち上がり」と捉えがちですが、実は複雑な体の使い方が必要とされます。
効果的なテイクオフでは、ヒップヒンジを使って重心を前後に移動させる技術が鍵となります。パドリングの姿勢から、波のスピードに合わせて重心を徐々に後ろに移動させ、その後、一気に前方へ重心を移動させることで、スムーズな立ち上がりが可能になります。
また、テイクオフ時の手の位置も重要です。多くのサーファーは、ボードの横に手をつく傾向がありますが、これでは安定性が損なわれます。ボードの中心線上に手をつき、ヒップヒンジを使って上体を起こすことで、より安定した立ち上がりが可能になります。
さらに、テイクオフ後の姿勢の安定性にも、ヒップヒンジは大きく貢献します。立ち上がった直後から、ヒップヒンジを使って適切な重心位置を保つことで、波の力を受け止めながらスムーズなライディングに移行することができます。
- テイクオフ時の重要ポイント: – 波のスピードに合わせた重心移動 – 手の位置は中心線上に – 上体の起こし方を意識 – 立ち上がり後の姿勢維持
- よくある間違い: – 手を横につく – 早すぎる重心移動 – バランスを崩した立ち上がり – 不安定な着地姿勢
テイクオフの成功は、その後のライディングの質を大きく左右します。ヒップヒンジを意識した正しいテイクオフを習得することで、より多くの波を確実にキャッチし、スムーズなライディングにつなげることができます。特に波のサイズが大きくなる場合や、コンディションが悪い時には、この技術の重要性がより一層増してきます。
■ ターン時の重心移動との関係

ターン時の重心移動は、サーフィンの技術向上において最も重要な要素の一つです。特に、ヒップヒンジを使った適切な重心移動は、ターンの角度とスピードを大きく向上させます。波のエネルギーを最大限に活用するためには、この動きの理解と実践が不可欠です。
ターン開始時のヒップヒンジは、波の力を受け止めながら体の向きを変える重要な役割を果たします。多くのサーファーは上半身だけでターンしようとしますが、これでは波のエネルギーを効果的に活用できません。ヒップヒンジを使うことで、全身を使った力強いターンが可能になります。
ターンの最中は、常にヒップヒンジの角度を調整し続ける必要があります。これにより、ボードの傾きと波との関係を最適に保つことができます。特にボトムターンからトップターンへの移行時には、この調整が重要になってきます。波のフェイスに沿った滑らかな動きを実現するためには、ヒップヒンジを使った微細な姿勢調整が必要です。
ターン終了時も、ヒップヒンジを意識することで、次の動作へのスムーズな移行が可能になります。特に連続したターンを行う場合、この終了時の姿勢制御が次のターンの質を左右します。
- ターン時のヒップヒンジの役割: – 波のエネルギーの効率的な活用 – ボードコントロールの安定性向上 – スムーズな方向転換の実現 – 次の動作への円滑な移行
- 各フェーズでの意識ポイント: – 開始時:波との関係を意識 – 最中:常に姿勢を調整 – 終了時:次の動作を想定 – 全体:スムーズな動きの維持
ターン時のヒップヒンジの活用は、サーフィンの表現力を大きく広げる可能性を秘めています。この技術を習得することで、より大きな角度でのターンや、よりスピーディーな展開が可能になります。継続的な練習と意識的な動作の改善により、あなたのサーフィンは確実に進化していくでしょう。
✓ 効果的なトレーニング方法
■ 基礎的なヒップヒンジトレーニング
ヒップヒンジの基礎トレーニングは、正しい動作パターンを身につけるための重要なステップです。このトレーニングでは、まず壁を使った練習から始めることをお勧めします。壁から約15センチ離れた位置に立ち、お尻を壁に触れるように後ろに引く動作を練習します。
基本的なトレーニングでは、動作の質を重視することが重要です。速く動くことや、回数をこなすことよりも、一つ一つの動きを意識的に行うことで、正しい動作パターンが定着していきます。特に初期段階では、鏡を見ながら練習したり、動画を撮影して自分の動きをチェックしたりすることが効果的です。
トレーニングの進行に伴い、徐々に難易度を上げていきます。例えば、軽いチューブやバンドを使用することで、より実践的な負荷をかけることができます。ただし、負荷を上げる際は、必ず基本的な動作が崩れていないことを確認しながら進めることが大切です。
また、呼吸のタイミングも重要なポイントです。動作中は自然な呼吸を心がけ、特に力を入れる局面では息を止めないように注意します。適切な呼吸は、動作の安定性を高め、より効果的なトレーニングを可能にします。
- 基礎トレーニングの段階: – 壁を使った基本練習 – 姿勢の確認と修正 – チューブやバンドを使用した応用 – 実践的な動きへの展開
- トレーニング時の注意点: – 動作の質を重視 – 適切な呼吸の維持 – 段階的な負荷の増加 – 定期的な動作チェック
基礎的なヒップヒンジトレーニングは、サーフィンのパフォーマンス向上の土台となる重要な要素です。これらの練習を継続的に行うことで、波に乗った時の動きがより自然で効果的なものになっていきます。焦らず、着実に進めることで、確実な技術の向上につながっていくでしょう。
■ サーフィン特化型トレーニング
サーフィン特化型のヒップヒンジトレーニングでは、実際の波乗りの動作により近い形での練習を行います。このトレーニングは、基礎的な動きを習得した後に導入することで、より効果的な結果を得ることができます。波の上での動きをイメージしながら、陸上でできる練習を組み合わせていきます。
バランスボードやインドボードを使用したトレーニングは、実際のサーフィンの状況に近い環境を作り出すことができます。これらの用具を使用することで、不安定な状況下でのヒップヒンジの動きを練習することが可能になります。特に、ターン動作を意識した重心移動の練習には効果的です。
動的なトレーニングも重要な要素となります。例えば、スクワットジャンプにヒップヒンジを組み合わせた動きや、ステップ動作を取り入れた練習は、波の中での素早い動きの基礎となります。これらの動きを練習する際は、常にサーフィンでの実際の使用場面をイメージしながら行うことが大切です。
さらに、レジスタンスバンドを使用したトレーニングも効果的です。バンドの張力が波の抵抗を模倣し、より実践的な感覚を養うことができます。特に、テイクオフからライディングへの移行時の動きの練習に適しています。
- 推奨トレーニング種目: – バランスボード上でのヒップヒンジ – ダイナミックな方向転換動作 – レジスタンスバンドを使用した動的トレーニング – ジャンプ動作を含むエクササイズ
- 各トレーニングのポイント: – 波の動きを常にイメージ – スムーズな動作の連続性 – 適切な負荷の設定 – 実践的な速度での実施
サーフィン特化型のトレーニングは、実際の波での performance を大きく向上させる可能性を秘めています。これらのトレーニングを定期的に行うことで、波に乗った時の動きがより直感的で効果的なものになっていきます。ただし、基礎的な動きの質を維持することを忘れずに、段階的にトレーニングの難易度を上げていくことが重要です。
■ 日常生活での意識ポイント
ヒップヒンジの動きは、実はサーフィン以外の日常生活の中でも頻繁に使用する動作です。例えば、物を拾う時や、椅子から立ち上がる時など、私たちは無意識のうちにこの動きを行っています。これらの日常動作をヒップヒンジを意識して行うことで、自然と正しい動きのパターンを身につけることができます。
特に重要なのは、朝一番の動作から意識を高めることです。起床時のストレッチや、着替えの際の動作など、一日の始まりから意識的にヒップヒンジを取り入れることで、体が自然とその動きを覚えていきます。これは、その後のサーフィンでの動きにも大きく影響します。
オフィスでの姿勢管理も重要です。デスクワークが多い方は特に、長時間の座位姿勢によって股関節が硬くなりやすい傾向にあります。定期的に立ち上がって軽いストレッチを行ったり、座り方を意識的に変えたりすることで、股関節の柔軟性を維持することができます。
家事の動作も、ヒップヒンジの練習の良い機会となります。掃除機をかける時や洗濯物を干す時など、日常的な動作の中で意識的にヒップヒンジを取り入れることで、より自然な動きとして定着させることができます。
- 日常生活での意識ポイント: – 朝のストレッチ時の動作 – デスクワーク中の姿勢 – 家事での動き方 – 立ち座りの際の動作
- 意識すべき場面: – 物を拾う時 – 椅子に座る/立つ時 – 掃除や洗濯の際 – 長時間のデスクワーク後
日常生活での意識的な動作は、サーフィンでのパフォーマンス向上に大きく貢献します。これらの意識を継続することで、ヒップヒンジの動きがより自然なものとなり、波に乗った時の動作もスムーズになっていきます。小さな意識の積み重ねが、大きな上達につながるのです。
✓ まとめ:上達への道筋
ここまで、ヒップヒンジのメカニズムから実践的なトレーニング方法まで、詳しく解説してきました。サーフィンの上達において、このヒップヒンジの理解と習得は非常に重要な要素となります。
正しいヒップヒンジの動きを身につけることで、サーフィンの様々な場面でパフォーマンスの向上を実感できます。パドリングからテイクオフ、そしてターンまで、全ての動作がよりスムーズになり、波との一体感を感じられるようになるでしょう。
大切なのは、焦らずに段階的に練習を進めていくことです。基礎的な動きの習得から始め、徐々に実践的な動きへと発展させていくことで、確実な技術の向上が期待できます。日常生活での意識も含めて、継続的な取り組みが重要です。
また、トレーニングと実践を組み合わせることで、より効果的な上達が可能になります。陸上でのトレーニングで基礎を固め、海での実践で応用力を高めていく。この繰り返しが、確実な技術の定着につながります。
- 上達のためのキーポイント: – 基礎動作の確実な習得 – 段階的なトレーニングの実施 – 日常生活での意識付け – 継続的な実践と振り返り
- 期待できる効果: – スムーズな波乗りの実現 – 体への負担軽減 – より大きなターンの可能性 – 長時間のサーフィンを楽しめる体力づくり
サーフィンは、波との対話を楽しむスポーツです。正しいヒップヒンジの習得は、その対話をより豊かなものにしてくれます。技術の向上とともに、サーフィンの新しい楽しみ方も発見できるでしょう。焦らず、着実に、そして何より楽しみながら、上達を目指していきましょう。
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