レッスン 1 of 22
進度

サーフィン用語一覧

1. 海のこと ????

1-1. 波の形状と状態

  • うねり (Swell): 気圧の差によって発生する海面の波動。波の元となる。
  • ブレイク (Break): うねりが海岸の浅瀬に達して波頭が崩れること。
  • ショルダー (Shoulder): 波の崩れていない、まだ滑らかな斜面部分。
  • フェイス (Face): ショルダーからボトムまでの波の斜面。ライディングする主要なエリア。
  • リップ (Lip): 波が崩れ始める最上部の先端部分。
  • ポケット (Pocket): 波が最も力強くブレイクしている部分。リップのすぐ内側。
  • ボトム (Bottom): 波の一番低い部分。
  • ホワイトウォーター (Whitewater): 波がブレイクして白く泡立った部分。=スープ (Soup), フォーム (Foam)

1-2. 波の種類

  • ホレた波 (Hollow Wave): 斜面が急な波。チューブになりやすい。
  • 厚い波 (Fat Wave): 斜面が緩やかな波。スピードが出にくく、サーフィンが難しい。
  • ダンパー (Dumper): 一気に崩れる波。ライディングできる距離は短い。
  • トロい波 (Slow Wave): 波の斜面が緩やかで、サーフボードが加速しにくい波。
  • チューブ (Tube): ブレイクした波が筒状になった状態。バレル (Barrel) とも呼ばれる。
  • クローズアウト (Closeout): 一気に崩れ、サーフィンができない状態の波。

1-3. 波のサイズとパワー

  • セット (Set): 大きめのうねりが一群となって周期的にやってくること。
  • グランドスウェル (Groundswell): 台風などによって発生する、パワフルなうねり。
  • バレル (Barrel): うねりが崩れる際にできる巨大な空洞。

1-4. ブレイクポイント

  • ポイントブレイク (Point Break): 岬や岩礁などで規則的にブレイクする波。
  • リーフブレイク (Reef Break): 海底の珊瑚や岩に当たってブレイクする波。
  • ビーチブレイク (Beach Break): 海底が砂で形成されているポイントでブレイクする波。
  • リバーマウス (Rivermouth): 河口付近のブレイクポイント。
  • ショアブレイク (Shorebreak): 岸近くでブレイクする波。

1-5. 海のエリア

  • アウトサイド (Outside): 波がブレイクするエリアの外側、沖合のエリア。
  • インサイド (Inside): 波がブレイクした後のエリア、海岸に近いエリア。
  • ピーク (Peak): 波が一番高く隆起し、初めにブレイクする部分。
  • インパクトゾーン (Impact Zone): 波が崩れる際に最もエネルギーが集中する場所。

1-6. 海底の地形

  • サンドバー (Sandbar): 海底にできた砂の堆積。
  • ドン深 (Deep Water): 水深が急に深くなっている場所。
  • シャロー (Shallow): 水深が浅い場所。

1-7. 潮の流れと風

  • カレント (Current): 海中の潮の流れ。
  • リップカレント (Rip Current): 岸から沖に向かって流れる強い潮の流れ。
  • タイド (Tide): 潮の満ち干。満潮=ハイタイド(High Tide)、干潮=ロータイド(Low Tide)。
  • オンショア (Onshore): 海から陸に向かって吹く風。
  • オフショア (Offshore): 陸から海に向かって吹く風。
  • サイドショア (Side Shore): 岸と平行に吹く風。

1-8. 海のコンディション

  • グラッシー (Glassy): 無風で波面が鏡のように滑らか。=面ツル (Mentsuru)
  • チョッピー (Choppy): 強いオンショアで海面が波打っている状態。
  • フラット (Flat): 波がまったくなく、サーフィンのできない状態。

2. 道具のこと ????‍♂️

2-1. サーフボードの種類

  • ショートボード (Shortboard): 短く、機動性の高いボード。
  • ロングボード (Longboard): 長く、安定性の高いボード。
  • ガン (Gun): ビッグウェーブ用の細長いボード。
  • フィッシュボード (Fishboard): 小波用の幅広で短いボード。
  • ファンボード (Funboard): 初心者向けの、ショートボードとロングボードの中間的なボード。

2-2. サーフボードの構造

  • アウトライン (Outline): サーフボードを真上から見た時の外周の形状。
  • ロッカー (Rocker): ボードを横から見た時のノーズからテールにかけての反りの度合い。
  • レール (Rail): ボードの側面のエッジ部分。
  • デッキ (Deck): ボードの上面。
  • ボトム (Bottom): ボードの下面。
  • ストリンガー (Stringer): ボードの中心に埋め込まれた木材。強度を高める。
  • ボリューム (Volume): ボード全体の体積(リットル単位)。
  • フォームの配分 (Foam Distribution): ボードの各部分におけるフォームの厚みの分布。

2-3. テールの形状

  • スクエアテール (Square Tail): 安定性が高く、オールラウンド。
  • スカッシュテール (Squash Tail): スクエアテールの角を丸めた形状。コントロールしやすい。
  • ラウンドテール (Round Tail): スムーズなターンが可能。
  • ピンテール (Pin Tail): 鋭いターンが可能だが、コントロールが難しい。
  • スワローテール (Swallow Tail): スピードと安定性を両立。

2-4. ボトムの形状

  • フラット (Flat): 安定性が高いが、スピードが出にくい。
  • コンケーブ (Concave): スピードが出やすく、ターンしやすい。
  • チャンネル (Channel): 直進安定性が高く、スピードが出やすい。
  • Vee (Vee): コントロールしやすく、ルースな乗り心地。

2-5. フィンの種類

  • シングルフィン (Single Fin): クラシックなロングボードに多い。直進安定性が高い。
  • ツインフィン (Twin Fin): スピードが出やすく、ルースな乗り心地。
  • トライフィン (Tri Fin): 最も一般的なフィンセッティング。バランスが良い。
  • クアッドフィン (Quad Fin): スピードとドライブ性が高い。
  • ファイブフィン (Five Fin): フィンセッティングを状況に合わせて変更できる。

2-6. フィンシステム

  • グラスオンフィン (Glassed-on Fin): ボードに直接フィンを固定する方法。
  • FCS (FCS): 着脱可能なフィンシステム。
  • フューチャーフィン (Futures Fins): 着脱可能なフィンシステム。

2-7. その他サーフギア

  • リーシュコード (Leash Cord): ボードと足を繋ぐコード。
  • ワックス (Wax): デッキに塗る滑り止め。
  • ウェットスーツ (Wetsuit): 保温と怪我の防止を目的としたスーツ。
  • デッキパッド (Deck Pad): テール部分に貼る滑り止め。

3. 体のこと ????

3-1. スタンスとパドリング

  • スタンス (Stance): ボードに立つ時の足のポジション。
    • レギュラー (Regular): 左足が前。
    • グーフィー (Goofy): 右足が前。
  • パドリング (Paddling): サーフボードに腹ばいになり、腕で水をかき進むこと。
  • ドルフィンスルー (Duck Dive): 波の下を潜り抜けるテクニック。

3-2. 基本動作

  • テイクオフ (Take Off): 波の上を滑るためにボードの上に立ち上がること。
  • ポップアップ (Pop Up): テイクオフの際に、素早くボードの上に立ち上がる動作。
  • ボトムターン (Bottom Turn): 波の一番低い部分で方向転換するテクニック。
  • トップターン (Top Turn): 波の上部で方向転換するテクニック。

3-3. マニューバー

  • カットバック (Cutback): 180度方向転換して波のパワーゾーンに戻るテクニック。
  • リエントリー (Re-Entry): 波のボトムからトップに向かって駆け上がり、リップに当ててターンするテクニック。
  • カービング (Carving): レールを使って波のフェイスに大きな弧を描くようにターンするテクニック。
  • スナップ (Snap): ボードを素早く回転させるテクニック。
  • フローター (Floater): 波の崩れるリップに乗り上げて滑るテクニック。
  • エアリアル (Aerial): 波を飛び出して空中で行う技の総称。
  • ラウンドハウス・カットバック (Roundhouse Cutback): 大きく円を描くように方向転換し、スープに戻るテクニック。
  • パワーハック (Power Hack): 力強いターンで、大量のスプレーを上げるテクニック。
  • ブローテール (Blow Tail): テールを高く上げて、空中で回転させるテクニック。
  • オフザリップ (Off the Lip): リップに当て込み、ボードを回転させながら降りるテクニック。 = リエントリー
  • パンチスルー (Punch Through): 波のリップを突き抜けるようにして、次のセクションへ繋げるテクニック。
  • グラブレール・フィンリフト (Grab Rail Fin Lift): 波のトップでレールを掴み、フィンを水面から出すテクニック。
  • レイバックスナップ (Layback Snap): 体を波に預けるように倒し込み、テールを蹴り出すテクニック。

3-4. ライディングの調整

  • スプレー (Spray): ターン時にボードから飛び散る水しぶき。
  • ワイプアウト (Wipeout): ライディング中にバランスを崩して海中に落ちてしまうこと。
  • パーリング (Pearling): ボードのノーズが波に突き刺さり、転倒してしまうこと。
  • ストール (Stall): 意図的にスピードを落とすこと。
  • レールワーク (Rail Work): レールを水面に食い込ませたり抜いたりしながらライディングする技術。

4. 気持ちのこと ????

  • リラックス (Relax): 緊張を解きほぐし、心身ともにリラックスした状態。
  • 集中 (Concentration): 一つのことに意識を集中すること。
  • ポジティブ思考 (Positive Thinking): 前向きに物事を考えること。
  • モチベーション (Motivation): 行動を起こさせる意欲や動機。
  • 楽しむ (Enjoy): サーフィンを心から楽しむこと。

5. ルールとマナー ????

  • 前乗り (Dropping In): 他のサーファーの波に割り込む行為。
  • スネーキング (Snaking): 他のサーファーの波に乗る権利を奪う行為。
  • ローカル (Local): そのポイントによくサーフィンに行くサーファー。
  • リスペクト (Respect): 他のサーファーや海に対して敬意を払うこと。

コメント