世界中のサーファーを魅了するバリ島。年間を通じてコンスタントに波があり、初心者から上級者まで楽しめるポイントが揃っています。
この記事では、フライトの取り方から両替のコツ、シーズン別のベストエリア、レベル別おすすめポイント、予算、そして現地で気をつけるべき安全対策まで、バリ島サーフトリップに必要な情報を網羅的に解説します。バリ島に3年間在住するサーファーのリアルな情報をもとに、事前準備から現地での過ごし方までをまとめました。
コレクトサーフは、NHK「奇跡のレッスン」でも取り上げられたサーフィン理論をベースにしたオンラインスクールです。約200名が在籍し、初心者から上級者まで幅広いレベルのサーファーをサポートしています。
目次
- バリ島へのアクセス
- 直行便と経由便の選び方
- ビザ・観光税の事前準備
- 両替のベストタイミング
- サーフボードの預け方
- シーズンと波の特徴
- 乾季(4-10月)と雨季(11-3月)
- 水温と日焼け対策
- エリア別サーフポイントガイド
- ブキット半島(ウルワツ・パダンパダン)
- クタ・レギャン
- 東海岸(ヌサドゥア・サヌール・スランガン)
- チャングー
- メドゥイ
- レベル別おすすめポイント
- 初心者向け
- 中級者向け
- 上級者向け
- 予算と持ち物
- 費用の目安
- 必携アイテム
- 現地での注意事項
- 水と衛生
- デング熱対策
- ニュピ(静寂の日)
- ガイドの選び方
- まとめ
1. バリ島へのアクセス
直行便と経由便の選び方
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日本からバリ島(デンパサール)への直行便は、ガルーダ・インドネシア航空のみです。成田空港と関西空港から運航しており、所要時間は約7〜8時間。羽田からの直行便は現在ありません。
💡 ポイント: 経由便ならシンガポール経由がおすすめです。空港が綺麗でご飯も美味しく、バリまでの乗り継ぎもスムーズ。総移動時間は10時間程度ですが、快適さでは経由便の方が上です。
航空券の価格は時期により大きく変動します。直近1〜2ヶ月前だと片道17万円程度ですが、3ヶ月以上前の早期予約なら11万円程度。特に狙い目はガルーダの創立記念セール(1月末頃)で、片道5.5万円の実績もあります。セール情報はガルーダのホームページをこまめにチェックしましょう。
⚠️ 注意: ガルーダの機内は極端に寒いです。厚手のジャケット、靴下、ブランケットは必須。現地在住者が「いろんな飛行機に乗ってきたが、あの寒さは体験したことがない」と言うほどです。体調を崩す原因にもなるので、防寒対策をしっかりしましょう。
ビザ・観光税の事前準備
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バリ島入国には観光ビザ(VOA)が必要です。料金は50万ルピア(約5,000円)で、30日間滞在可能。事前にオンラインで「e-VOA」を申請しておくと、空港での長い行列を避けられます。
バリ島観光税(約1,400円)は別途かかります。空港で支払い可能ですが、混雑するため事前のオンライン決済がおすすめです。パスポートの残存有効期間は入国時に6ヶ月以上が必要なので、出発前に必ず確認しましょう。
両替のベストタイミング
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現在のレートは1万ルピア=約100円です。両替にはタイミングが重要で、意外と大きな差が出ます。
🔍 重要ポイント: 両替のベストタイミングは平日の11時〜15時です。この時間帯はレートが良くなり、それ以外と比べて1万円あたり100〜200円の差が出ます。10万円の両替なら1,000〜2,000円の違いになり、現地でのご飯5回分に相当します。土日祝日はレートが悪くなり、1万円で約400円も差が出ることがあります。
空港内の両替所(税関の手前)は最も高いです。空港を出てすぐのロータリー周辺の方が安い傾向にあります。ただし、バリ島ではカード決済がほとんどの店で使えるため、大量の現金を持ち歩く必要はありません。現金が必要なのはガイド代、屋台での食事、コンビニ程度です。
サーフボードの預け方
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ガルーダ・インドネシア航空はサーフボード3本まで無料で預けられます。受託手荷物も46kgまで対応しており、荷物が多いサーファーにとって最も優れた選択肢です。
他の航空会社(フィリピンエアー、ベトナム航空など)では、片道1万円程度のボードチャージがかかります。さらに帰国時はドル建てで請求されることが多く、円安の影響で往復の金額差が大きくなりがちです。サーフボードを持っていく場合は、トータルコストでガルーダが最もお得になるケースが多いです。
2. シーズンと波の特徴
乾季(4-10月)と雨季(11-3月)
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バリ島の季節は乾季と雨季の2つに分かれ、風向きによってベストエリアが変わります。
乾季(4-10月): 東風が吹くため、西側のポイントがオフショアになります。ウルワツ、パダンパダン、クタ、チャングーなどが狙い目です。特に6〜8月はスウェルが入りやすく、ウルワツでは10フィートクラスの波も期待できます。
雨季(11-3月): 西風に変わるため、東側のポイントがベストになります。ヌサドゥア、サヌール、スランガン、クラマスなどが良いコンディションになります。雨は1日中降り続くことは少なく、突然のスコールが主体です。
🔍 重要ポイント: スウェルは数時間で5倍になることがあります。朝はモモぐらいだったのに、昼過ぎにはトリプルオーバーになるということが実際に起きます。特にブキット半島のポイントでは、必ずスウェル予報をチェックしてから入りましょう。知らずに入ると、上がれなくなる危険があります。
💡 ポイント: 乾季の西側ポイント(ウルワツ等)は午前中に「モーニングシック」と呼ばれる現象が起きやすく、波がまとまらないことがあります。現地在住者は午後から夕方にかけて入ることが多いです。逆に東側ポイント(ヌサドゥア等)は朝一がベストで、10時頃までが良い時間帯です。
水温と日焼け対策
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乾季の水温は22〜24度まで下がるため、ウェットスーツ(タッパーやスプリング)が必要です。6〜8月が最も冷たく、ロングスプリングを着用する人もいます。
雨季の水温は27度前後で、ラッシュガードだけで快適にサーフィンできます。ただし、バリの日差しは非常に強く、日焼け対策は必須です。
特に注意すべきは足の甲と膝の裏です。パドル中に露出し続けるため、真っ赤に日焼けして寝られなくなるサーファーが多発しています。日焼け止めはボードに付くとベタつくため、UVカットのスパッツやレギンスの着用がおすすめです。フード付きのラッシュガードを着れば、日焼け止めの使用量も減らせます。
3. エリア別サーフポイントガイド
ブキット半島(ウルワツ・パダンパダン)
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バリ島南端のブキット半島は、両側に海があるためシーズンを問わずサーフィンが可能です。乾季はウルワツ、パダンパダン、グリーンボールなど西側のポイントが世界クラスの波を見せます。雨季は反対側のヌサドゥアエリアで楽しめます。
乾季にはCT(チャンピオンシップツアー)サーファーが全員集まると言われるほどの聖地です。スウェルが入ると上級者・エキスパート限定のコンディションになりますが、小さい日は様々なレベルのサーファーが楽しめるポイント(バランガン、ドリームランドなど)もあります。
⚠️ 注意: 日本のコンペ用リーシュは一発で切れます。パワフルな波に対応できる太いリーシュを必ず使用してください。足首にしっかり巻き付けて、重さを感じるくらいがちょうどいいです。
クタ・レギャン
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バリ島で最もアクセスの良いビーチブレイクエリアです。海底が砂のため初心者に適していますが、乾季にスウェルが入ると日本の比ではないパワフルな波になります。沖に出られないほどのコンディションになることもあるため、波のサイズには注意が必要です。
クタの沖合には「トロトロ」と呼ばれるポイントがあり、ビーチが大きすぎるときの逃げ場になります。ボートで行くアウターリーフで、比較的穏やかな波が楽しめます。
💡 ポイント: クタ・レギャンはガイドなしでも普通にサーフィンできます。ただし、波が大きくて厳しいときにボートポイントへ移動したい場合は、ガイドに頼むのがおすすめです。
東海岸(ヌサドゥア・サヌール・スランガン)
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雨季のメインエリアです。ヌサドゥアは基本的に上げ潮のときにコンディションが良くなり、引き潮だとリーフが浅くなるため注意が必要です。サヌールは沖にボートで出てサーフィンするスタイルで、ハイアットリーフなどのポイントがあります。
スランガンは隣の小さな島で、ライトとレフト両方の波が楽しめます。ボートで行き、往復約2,000円(2時間のセッション)が相場です。パワーもそこまで強くないため、横に滑れるレベルから楽しめます。
🔍 重要ポイント: サヌールリーフには超一流のライトの波がありますが、ローカルが非常に厳しいポイントです。必ず地元のガイドと一緒に入りましょう。お金を払ってガイドを雇わないと入れないポイントだと思ってください。
チャングー
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おしゃれなカフェやショップが並ぶ人気エリアで、サーフポイントもあります。朝一はチューブになることもあるサウンドバーなど、さまざまなレベルが楽しめるポイントがあります。
ただし、チャングーに行くまでの道の渋滞が深刻です。現地在住3年のサーファーが「1回しか行ったことがない」と言うほど。チャングーに滞在するなら、チャングーから出ないのが鉄則です。物価もオーストラリア並みに高く、朝食で2,000円程度かかることも。予算重視ならクタやサヌールエリアがおすすめです。
メドゥイ
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バリ島北部にあるポイントで、年間を通じて波があるのが最大の特徴です。風向きの影響をほとんど受けず、潮の満ち引きにも左右されにくいため、乾季でも雨季でも安定してサーフィンが楽しめます。
朝から晩までサーフィン漬けになりたい人には最高の場所です。日本ではなかなかできないロングライドが楽しめます。ただし、空港からは離れているため、3日間以上の滞在ができる方向けです。観光やショッピングには不向きなので、サーフィンだけに集中したい人におすすめです。
4. レベル別おすすめポイント
初心者向け
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雨季: ヌサドゥアの穏やかなポイントがおすすめです。リーフですが上げ潮の時間帯を選べば比較的安心。ただしリーフブーツは必須です。
乾季: クタ・レギャンのビーチブレイクが定番です。サンドブレイクで転倒時の怪我リスクが低く、スクールも充実しています。ただし、スウェルが入った日は避けましょう。
⚠️ 注意: 初心者でもバリ島の波は日本よりパワフルです。波間隔が短く、パワーが違います。油断せず、できればガイドやスクールと一緒に入ることをおすすめします。
中級者向け
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雨季: スランガンがライトとレフト両方楽しめておすすめです。パワーもそこまで強くなく、ボートで行くので冒険感もあります。ヌサドゥアのマッシュルームロックやブラックストーンも良いポイントです。上げ始め(満潮の2時間前くらい)からのセッションがベスト。
乾季: エアポートリーフやトロトロがおすすめです。ボートエントリーで沖のアウターリーフに行くスタイルで、日本では体験できないパワフルな波が楽しめます。
通年: メドゥイは風も潮も気にせず入れる貴重なポイント。3日以上の滞在ができるなら、サーフィン漬けの合宿がおすすめです。
上級者向け
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乾季: ウルワツとパダンパダンが世界クラスの波を提供します。スウェルが入ると波のパワーが桁違いに上がるため、太いリーシュとリーフブーツは絶対必須です。
雨季: サヌールリーフが超一流のライトチューブ。ただしローカルと一緒でないと入れません。シンルールレフトはガイドなしでも入れる唯一のサヌールポイントで、コンパクトなチューブが楽しめます。
🔍 重要ポイント: ブキット半島のポイントでは、数時間でスウェルが5倍になることがあります。朝は小さくても油断禁物。必ずスウェル予報を確認し、波が上がってきたら無理せず上がりましょう。上がれなくなってからでは遅いです。
5. 予算と持ち物
費用の目安
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節約プラン(約10万円):
- 航空券:ガルーダセール時5.5万円
- 宿泊:ゲストハウス1泊2,000〜3,000円
- 食事:屋台中心(1食100〜200円)
- ガイド:1日利用で5,000〜10,000円
標準プラン(約20〜30万円):
- 航空券:通常期11〜17万円
- 宿泊:中級ホテル1泊5,000〜10,000円
- 食事:レストラン中心(1食500〜1,000円)
- ガイド:数日利用
高級プラン(50万円〜):
- 航空券:ビジネスクラス
- 宿泊:高級リゾート1泊10,000円〜(ヌサドゥアのトップホテルは1泊10万円以上も)
- 食事:チャングーのカフェ・レストラン(1食2,000円〜)
💡 ポイント: ボートでアウターリーフに行く場合、往復約2,000円が相場です(2時間のセッション)。ガイドをつけると1日5,000〜10,000円程度。渋滞が激しいバリでは、ガイドがいるとポイント選びや移動の効率が格段に上がります。
必携アイテム
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絶対に必要なもの:
- リーフブーツ:破傷風やアメーバ赤痢のリスクがあります。現地在住者でも2回入院した経験があるほどです。リーフでなくても、フィンやボートで足を切ることがあるため、慣れない方は常に持っておきましょう。
- 太いリーシュコード:日本のコンペ用は一発で切れます。足首にがっちり巻き付くタイプを選びましょう。
- 虫除けスプレー:デング熱対策に必携。日本から持参しても、現地のコンビニで購入しても可。
- UVカットのスパッツ/レギンス:足の甲と膝裏の日焼け防止に必須。
- フード付きラッシュガード:頭からかぶるタイプが便利で、日焼け止めの量を減らせます。
あると便利なもの:
- しっかりしたレインコート(長袖長ズボン型):百均のカッパでは耐えられない豪雨が降ります。
- ペットボトル水:歯磨きにも使います(後述)。
- 海外旅行保険:クレジットカード付帯でも可。怪我や病気のリスクがあるため、加入をおすすめします。
6. 現地での注意事項
水と衛生
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水道水は絶対に飲まないでください。歯磨きもペットボトルの水で行いましょう。知らずに初日のホテルで水道水を使ってしまい、翌日から体調を崩すケースが多発しています。
ローカルの食堂では、食器が水道水で洗われてそのまま濡れた状態で出てくることがあります。スプーンやフォークが濡れていたら、ティッシュで拭いてから使いましょう。氷は丸い穴の開いた製氷機で作られたもののみ安全です。
🔍 重要ポイント: バリで体調を崩す原因の多くは「水」です。アメーバ赤痢になると、上からも下からも止まらなくなり、旅行が完全に台無しになります。レストランやホテルのレストランは基本的に安全ですが、屋台や小さな食堂では食器の水気に注意しましょう。
デング熱対策
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雨季はデング熱を媒介する蚊が増えます。虫除けスプレーを常に携帯し、特に朝夕の蚊が多い時間帯は注意が必要です。
⚠️ 注意: デング熱は2回目以降の感染で重症化リスクが大幅に高まります。1回罹ると血液中にウイルスが一生残り、2回目でさらに重症化し、入院が長引くケースもあります。現地在住のサーファーで、4回目の感染後に半年間パドルができなくなった方もいます。長袖の着用や蚊取り線香の使用など、できる限りの対策をしましょう。
ニュピ(静寂の日)
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バリ島のヒンドゥー教の新年にあたる日で、24時間の外出禁止令が出ます。2025年は3月19日です。朝6時から翌朝6時まで、ホテルから一歩も出られず、電気の使用も制限されます。
ホテル内ではプールやルームサービスは利用できるため、滞在自体は問題ありません。この日は島全体が完全に静まり返り、光も音もない特別な体験ができます。バリ島で最も星が美しく見える日です。旅程にニュピが含まれる場合は、サーフィンができない日として計画に組み込みましょう。
ガイドの選び方
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バリ島の渋滞は深刻で、ポイント間の移動に予想以上の時間がかかります。ガイドをつけることで、その日のコンディションに合ったベストなポイントへ効率的に連れて行ってもらえます。
ただし、ガイドによって得意なエリアが異なります。サヌール系のガイドはクラマスにしか行かない人も多く、西側と東側の両方に強いガイドを選ぶことが重要です。
💡 ポイント: ガイド選びは旅の質を大きく左右します。日本語が話せるガイドや、西東両方のエリアに精通したガイドもいます。事前に信頼できる紹介を受けておくのが理想的です。
7. 事前準備を制して、バリ島サーフトリップを最高の体験にしよう
この記事のまとめ
⭐️画像挿入予定箇所
バリ島は年間を通じてサーフィンを楽しめる世界有数のサーフデスティネーションです。乾季は西側、雨季は東側のポイントがベストとなり、レベルに合わせたポイント選びが可能です。フライト(ガルーダセールの活用)、両替(平日11〜15時がベスト)、安全対策(水・蚊・リーフ)の3つの事前準備が、トリップの成否を分けます。
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