こんにちは。
コレクトサーフブログです。
NHK「奇跡のレッスン」で紹介された「サーフメソッド」を更に詳しく解説しています。
サーフィンで、このようなお悩みを持たれている方は多いと思います。
- お悩み①:波に乗ろうとすると体が固まってしまい、思うように動けない
- お悩み②:波の力が怖くて、うまくテイクオフできない
✓ コレクトサーフの実績
コレクトサーフでは、サーフィンを客観性と論理性を持ち、簡単にする方法を解説しています。
- NHK「奇跡のレッスン」でも取り上げられた理論です。
- 書籍を販売しましたが、品薄で値段高騰中。
- オンラインスクールは約200名が在籍中。

次に海に行った際に、試せるTipsを1つでも見つけて頂ければ幸いです。
✓ サーフィンにおける緊張とその克服法
サーフィンを始めたばかりの頃、多くの人が心理的な壁に直面します。
波のパワーを目の前にして不安を感じたり、うまく乗れないことへの焦りを感じたりするのは自然なことです。
ここでは、そんな心理的な障壁を理解し、克服するための具体的な方法を解説していきます。
■ フリーズ、フライト、フローの3つのFについて理解しましょう
サーフィンにおける心理状態は、3つのFという概念で理解することができます。
それぞれの状態を理解することで、自分の心理状態をコントロールしやすくなります。
- フリーズ状態(Freeze):恐怖や不安から体が固まってしまい、動けなくなる心理状態です。
- フライト状態(Flight):恐怖や不安から逃げ出そうとする心理状態です。
- フロー状態(Flow):心と体が一体となり、スムーズに動作ができる理想的な状態です。
これらの状態は誰もが経験するものであり、フロー状態に至るまでの通過点として捉えることが大切です。
■ 心理的な不安や恐怖心がパフォーマンスに与える影響
心理的な不安や恐怖心は、私たちの体に大きな影響を与えます。特にサーフィンのような動的なスポーツでは、その影響が顕著に現れます。
不安や恐怖心があると、体が緊張して硬くなり、スムーズな動きができなくなります。例えば、波のパワーを恐れるあまり、早すぎるテイクオフになったり、逆に遅すぎるテイクオフになったりしてしまいます。また、バランスを取ろうとするあまり、体が固くなって却って崩れやすくなることもあります。
このような状態を改善するためには、まず自分の心理状態を理解し、受け入れることが重要です。焦らず、段階的に克服していくことで、確実な上達につながります。
■ フリーズ状態から抜け出すための具体的な方法
フリーズ状態は、適切な方法で対処することで必ず克服できます。
ここでは具体的な克服方法をご紹介します。
- 呼吸法の活用:深いゆっくりとした呼吸を意識することで、自律神経を整え、心身をリラックスさせることができます。
- 小さな目標設定:できることから少しずつチャレンジし、成功体験を積み重ねていきます。
- ポジティブな自己対話:「できる」「大丈夫」といった前向きな言葉を自分にかけることで、不安を和らげることができます。
- 段階的な練習:小波から始めて、徐々に波のサイズを上げていくなど、無理のない範囲で挑戦します。
これらの方法を意識的に実践することで、フリーズ状態を克服し、理想的なフロー状態に近づくことができます。
焦らず、着実に進めていくことが大切です。
※補足:ルールを知らないが故に怒られてしまい、サーフィンが嫌いになってしまう方も多いです。まずはご自身の理解度を向上させることも重要です。【共生】サーフィンを楽しむために大切なこと【サーフィンのルール、モラルとマナー】の記事もおすすめです。
✓ 体の緊張を解き、リラックスするためのテクニック
サーフィンにおいて、体の緊張は大敵です。
波のパワーを感じると自然と体が硬くなりがちですが、これはスムーズな動きの妨げとなってしまいます。
ここでは、緊張を和らげ、リラックスした状態で波に乗るためのテクニックを解説します。
■ サーフィン中の体の緊張を和らげるための呼吸法
呼吸は、体の緊張状態をコントロールする最も効果的な手段です。
適切な呼吸法を身につけることで、波への恐怖心を和らげ、リラックスした状態を作り出すことができます。
波を待っている間は、ゆっくりとした深い呼吸を心がけましょう。息を吐くときは、体の緊張も一緒に吐き出すようなイメージを持つことで、より効果的にリラックスすることができます。また、パドリング中も呼吸を止めないよう意識することで、自然な動きを保ちやすくなります。
波に乗る直前でも、慌てずに呼吸を整えることを忘れないでください。
この一瞬の心の余裕が、スムーズなテイクオフにつながります。
■ リラックスした状態を保つためのメンタルトレーニング
メンタルトレーニングは、リラックスした状態を維持するために重要な役割を果たします。
波の状況に関係なく、落ち着いた状態を保つことができるようになります。
- イメージトレーニング:波に乗る前に、理想的な動きをイメージしてみましょう
- セルフトーク:ポジティブな言葉で自分を励まし、自信を持つことが大切です
- マインドフルネス:現在の瞬間に集中し、余計な不安を排除します
メンタルトレーニングは、陸上でも実践できます。
日常的に取り入れることで、より効果的にリラックス状態を作り出すことができるようになります。
■ フリーズを防ぐための体と心のコントロール方法
フリーズ状態を防ぐためには、体と心の両面からのアプローチが必要です。
特に、緊張が高まりやすい場面での対処法を知っておくことが重要です。
まずは、肩や首の力を抜くことから始めましょう。これらの部位の緊張は、全身に影響を及ぼします。次に、腕や脚の力を適度に抜いていきます。力を入れすぎると、かえって体のバランスを崩しやすくなってしまいます。
体と心は密接につながっています。
体の緊張を解くことで心もリラックスし、心がリラックスすることで体の動きもスムーズになっていきます。
この良い循環を作り出すことが、サーフィンの上達への近道となります。
※補足:オンラインスクールでは、坐禅を学ぶプログラムをご用意しています。サーフィンの本質的な楽しさと、波との一体感を深める瞑想の手法を学ぶコースです。Zen Meditation for Surfersも是非見てみてください。
✓ バランス感覚を養うための体重移動と姿勢の基本
サーフィンで最も重要なのが、バランス感覚です。この感覚を養うことで、波の動きに合わせた柔軟な対応が可能になり、安定したライディングを実現できます。
■ サーフボード上での適切な体重配分のコツ
サーフボード上での体重配分は、安定したライディングの基礎となります。
多くの初心者は後ろ足に体重を掛けすぎる傾向にありますが、これはボードの安定性を損なう原因となります。
サーフィンでは前足への荷重が重要です。
- 前足:体重の70-80%を配分
- 後ろ足:体重の20-30%を配分
- つま先に力を入れすぎない
この体重配分を意識することで、ボードの安定性が増し、波の力をより効果的に活用できるようになります。
■ 安定したライディングに繋げるための姿勢の取り方
正しい姿勢は、安定性とスムーズな動きの両方を実現する鍵となります。
肩幅よりもやや広めに足を開き、膝を柔軟に使うことで、波の動きに対応しやすくなります。
重要なのは、上半身をリラックスさせながらも、体幹はしっかりと意識することです。肩に力が入りすぎると、全身が硬くなってしまいます。上半身はリラックスさせつつ、お腹の力は適度に入れることで、バランスの取れた姿勢を維持できます。
視線は必ず進行方向に向け、顎を引きすぎないようにしましょう。これにより、自然と体の軸が安定します。
■ フロントフットサーフィンの重要性と練習方法
フロントフットサーフィンは、波のエネルギーを最大限に活用するための重要なテクニックです。前足に体重を掛けることで、ボードの推進力が増し、スピードのコントロールが容易になります。
フロントフットサーフィンのコツは、ボードの中心よりもやや前で重心を取ることです。最初は不安定に感じるかもしれませんが、これは理想的な重心位置です。この感覚を掴むためには、陸上での練習が効果的です。スケートボードやバランスボードを使って、前足に重心を置く感覚を身につけましょう。
実際の波での練習では、小さな波から始めて、徐々にサイズアップしていくことをおすすめします。焦らず段階的に練習することで、確実にスキルを身につけることができます。
✓ 波のパワーを活用するための体の動かし方
波のパワーを効果的に活用することは、サーフィンの醍醐味です。
ここでは、波のエネルギーを味方につけ、よりスムーズなライディングを実現するための具体的なテクニックを解説します。
■ 波のエネルギーを効果的に利用するための体の動かし方
波のエネルギーを活用するためには、波の動きに合わせて体を動かすことが重要です。
多くの初心者は自分の力だけでボードを動かそうとしますが、これでは疲れてしまい、効率的ではありません。
- 波の上昇時:体を低く保ち、重心を下げる
- 波の頂点時:適度に体を起こし、バランスを取る
- 波の下降時:前傾姿勢を取り、スピードを維持する
この動きを意識することで、波のパワーを最大限に活用し、より長く波に乗ることができます。
■ 波との同調を図るためのコツとテクニック
波との同調は、まるでダンスのように波とリズムを合わせることです。
この感覚を身につけることで、より自然な動きでサーフィンを楽しむことができます。
波との同調を高めるためには、波の動きを観察し、その特徴を理解することが重要です。波のスピード、大きさ、形状は常に変化しています。これらの変化を読み取り、それに応じて体の動きを調整することで、より滑らかなライディングが可能になります。
波との同調を練習する際は、まずは小さな波から始めることをおすすめします。
小さな波であれば、波の動きをより明確に感じ取ることができ、基本的な同調の感覚を養いやすいでしょう。
■ ランジを活用した動作の重要性
ランジの動作は、波のエネルギーを効果的に活用するための重要なテクニックです。
多くの初心者はスクワットのような動きをしがちですが、ランジの方が波の動きに合わせやすく、バランスも取りやすいのです。
- 準備姿勢:足を前後に開き、重心を低く保つ
- 動作時:前足を軸に体重を移動し、後ろ足でコントロール
- 体の向き:進行方向に対して斜めに構え、波の動きに対応
このランジの動作は、陸上でも練習することができます。
日常的にランジを取り入れることで、サーフィン時の動きがより自然なものになっていきます。
※補足:波にはパワーゾーンがあります。何となく波の力は理解できているけど、使えている自信のない方は、【テイクオフ上達法】ボトムのパワーゾーンを見つける方法【サーフィン上達方法】の記事もおすすめです。
✓ サーフィンの上達を加速させる陸上トレーニング

サーフィンの上達には、海での練習だけでなく、陸上でのトレーニングが不可欠です。
効果的な陸上トレーニングを取り入れることで、海での実践がより充実したものになります。
■ 基礎体力や柔軟性を向上させるためのトレーニング方法
サーフィンに必要な基礎体力と柔軟性は、日々のトレーニングで着実に向上させることができます。
特に体幹の強化と全身の柔軟性は、波に乗った際の安定性と動きの滑らかさに直結します。
- 体幹トレーニング:プランク、サイドプランク、バードドッグなど(各30秒×3セット)
- 柔軟性向上:ヨガのダウンドッグ、コブラ、チャイルドポーズ(各ポーズ1分保持)
- バランス強化:片足立ち、ヒールレイズ、スクワット(各15回×3セット)
これらのトレーニングは、毎日10-15分程度でも効果が表れます。
継続的に行うことで、確実に基礎体力が向上していきます。
■ バランス感覚を養うための陸上での練習メニュー
バランス感覚は、サーフィンの技術向上に直結する重要な要素です。
陸上でのバランストレーニングを通じて、波に乗った時の安定性を高めることができます。
バランスボードでのトレーニングは、波の上での体の使い方を陸上で擬似的に体験できる効果的な方法です。まずは両足で安定して立てるようになることから始め、徐々に片足立ちやスクワット動作を取り入れていきます。このトレーニングを通じて、不安定な状況での体のコントロール能力が向上します。
また、サーフスケートを使用したトレーニングも非常に効果的です。
サーフィンの動きに近い感覚を陸上で体験することで、実際の波での動きがよりスムーズになります。
■ イメージトレーニングを取り入れた上達のコツ
イメージトレーニングは、実際の動きの習得を加速させる効果的な方法です。
具体的なイメージを持って練習することで、実践での成功率が高まります。
- 動画分析:優れたサーファーの動きを細かく観察し、ポイントを把握する
- メンタルリハーサル:理想的な動きを頭の中で繰り返しイメージする
- 実践的シミュレーション:陸上で動きを真似て、体の使い方を確認する
イメージトレーニングは、実際の練習時間の前後に行うことで、より効果的な練習が可能になります。
※サーフィンには基礎体力も必要です。パフォーマンスを上げる為に日頃からトレーニングをすることをお勧めします。我々のお勧めのトレーニングは【まとめ】サーフトレーニング【サーファーが動ける為の、からだづくり】のページがおすすめです。
✓ まとめ:フリーズ状態を克服してサーフィンを楽しもう!
ここまで、サーフィンの上達に必要な様々なテクニックと心構えについて解説してきました。
最後に、これらの要点を整理し、実践に向けたモチベーションを高めていきましょう。
■ フリーズ状態を解消するための重要ポイントの再確認
フリーズ状態は、誰もが経験する自然な反応です。
この状態を理解し、適切に対処することで、より楽しくサーフィンを続けることができます。
- 呼吸を整える:波に向かう前に深呼吸を行い、心身をリラックスさせる
- ポジティブな自己対話:自分を励まし、前向きな気持ちを維持する
- 小さな目標設定:達成可能な目標を立て、成功体験を積み重ねる
これらのポイントを意識することで、徐々にフリーズ状態から解放され、自然な動きができるようになっていきます。
■ サーフィンの上達に必要な継続的な練習とマインドセット
サーフィンの上達には、技術面と精神面の両方からのアプローチが必要です。
日々の練習を通じて、少しずつスキルを向上させていきましょう。
上達の鍵は、焦らず着実に進むことです。一度にすべてを完璧にしようとせず、その日の波のコンディションや自分の体調に合わせて、できることから取り組んでいきましょう。失敗を恐れず、むしろ学びの機会として捉えることで、着実な進歩を実感できるはずです。
毎回の海での経験を、次につながる学びとして意識的に受け止めることが大切です。
■ 楽しみながら上達を目指すことの大切さ
サーフィンの最大の魅力は、自然との一体感を味わいながら、自己の成長を実感できることです。
上達への焦りに囚われすぎず、一つ一つの波との出会いを楽しむ気持ちを大切にしましょう。
サーフィンは、波との対話であり、自分自身との対話でもあります。時には思うように波に乗れない日もありますが、そんな日も含めて、すべての経験があなたのサーフィンライフを豊かなものにしています。波のリズムを感じ、自然と調和しながら、あなただけのサーフィンスタイルを見つけていってください。
サーフィンを楽しむ気持ちを忘れずに、これからも波と向き合い、一歩一歩着実に上達していきましょう。
きっと素晴らしいサーフィンライフが待っています。
✓ 初心者から脱却しよう
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